中古トラクターを安く買う方法!価格相場と選び方を具体的に解説【損する理由は超簡単】

今回は損せず中古トラクターを安く買うために中古価格の相場や選び方のポイント、どんなブランドを買うべきかを解説していきます!

 

中古のトラクターを買うのにもいくつか大切なポイントがあり、知らないまま値段だけを見て買ってしまうと損をしてしまうことになり兼ねません。

 

簡単に確認できるだけでなく知っておくだけで損する確率が何倍にも減るので、この記事で安く買う方法を詳しく知り、相場の基準や選び方はどうすればいいのかを参考にしてください!

 

中古トラクターを安く買う方法を具体的に解説

中古トラクターを安い価格で買う方法は実はとてもシンプルで、以下のポイントを見るだけでお得に買うことができます。

 

  • 馬力
  • アタッチメント
  • 年式
  • 稼働時間
  • オプション

 

しかもこれらの点をしっかりと見極めることでただ値段が安いだけでなく、コスパよく中古トラクターを購入することができます。

 

 

ではこの5つのポイントを具体的にどう見ていけばいいのかを次から解説しているので、是非参考にしてください。

 

中古トラクターを安く買う方法と価格相場が決まるポイント5選

ここでは中古トラクターを安く買うために価格相場が決まっているポイント5つを解説しているので見ていきましょう。

 

【ポイント1】馬力

中古トラクターの価格は馬力が基準で、1馬力=3~4万円が目安になっています。

 

新品は1馬力10万円が目安なので約3分の1以下の基準となっており、中古はとても安い値段で購入可能です。

 

例えば30馬力の新品を購入すれば300万円ですが、中古では90万円と210万円も金額が変わってくるので非常にお得なことが分かると思います。

 

だからこそどの馬力が必要なのかを把握して1馬力3~4万円で計算してそれ以上では無いかを計算してみましょう。

トラクターの馬力についてもっと知りたい方は「トラクターの馬力目安は?農業の種類と規模で導き出そう!」の記事も参考にしてください。

 

 

【ポイント2】アタッチメント

トラクターはアタッチメントを替えて作業することができ、3点リンクを選ぶことが基準になります。

 

アタッチメントには特殊3点、標準3点、2点リンクがあり、それぞれで付けられるアタッチメントが違うのが特徴です。

 

しかし2点リンクは20馬力以下の小型トラクターや旧型のものに用いられているので、選ぶ際には標準か特殊3点のものを選んで購入しましょう。

 

【ポイント3】年式

中古トラクターは年式が古いほど価値が下がります。

 

しかし古い年式のものは修理部品の生産終了で修理できないものもあるので、安いからといって年式の古いものを安易に選ぶのはおすすめできません。

 

せっかく購入しても修理できなくては意味がないので、年式もしっかりと確認しておきましょう。

トラクターの年式についてもっと知りたい方は「トラクターの年式が必要な場面と簡単に調べる方法」の記事も参考にしてください。 

【ポイント4】稼働時間

稼働時間も中古トラクターの値段を左右するもので、これまでに稼働した時間と今後どのくらい使えるのかの確認も必要です。

 

稼働時間はトラクターに付いている「アワーメーター」という部分を確認すれば見ることができ、これまでに稼働した時間が表示されています。

アワーメーターの確認方法は「トラクターの使用時間を確認するアワーメーターの見方」の記事も参考にしてください。 

またトラクターのおおよその寿命は「馬力×100時間」で知ることができるので、検討しているトラクターの馬力で計算してみましょう。

 

おおよそ1000時間を目安に金額が落ちてきますがそれだけ使える期間は短くなるので、残りどのくらい使えるかはコスパの良さを知る点でも大切です。

 

【ポイント5】ついているオプションが多い

トラクターには購入時にオプションを付けることができますが、中古トラクターにもオプションがそのまま付いているケースもあります。

 

そこでどんなオプションが付いているのかをしっかりと購入時に確認しておくことで、お得な状態で買う事ができるかもしれません。

 

中古トラクターをお得に選ぶ際には購入時にどんなオプションを付けたのかの確認もしておきましょう。

 

 

次の見出しでは中古トラクターを選ぶ方法はあるのかに関しても解説しているのでご覧ください。

 

中古トラクターを安く買う方法と選び方は?

ここまでは価格相場について解説してきましたが、ほかにもメーカーや現在の状態についてもしっかりとチェックすることが大切です。

 

まずトラクターにはさまざまなメーカーがあり、海外メーカーのものよりも国内メーカーのものを選ぶといいでしょう。

 

国内メーカーのトラクターは小型ながらも故障が少なく、少し古めの年式でも状態さえ良ければ使えることも多いので、中古でも問題なく使えることがほとんどです。

 

しかしメーカーによってはメンテナンスの難しさや修理のパーツが少ない場合もあるので、その点も考えて選ばなければなりません。

 

また年式が新しいものであっても本体の傷や汚れ、オイル漏れなどの状態が悪ければ修理に出さなければならないので、こちらも確認は必須です。

 

相場以外にもこれらの点をしっかりと確認した上で購入へと踏みきりましょう。

 

では次の見出しではまずおすすめブランドを4つ解説しているのでご覧ください。

 

中古トラクターのおすすめブランド4選

ここでは中古トラクターを選ぶ際におすすめブランドは以下の4つです。

 

  • クボタ
  • ヤンマー
  • イセキ
  • 三菱

ではそれぞれどのようなメーカーなのか解説していくので見ていきましょう。

 

クボタ

クボタは農機具シェアが国内No.1で、高い耐久性と修理のしやすさが特徴のブランドです。

 

中古トラクターでもクボタであれば壊れにくく長年使い続けることができ、故障の際に修理部品をクボタは約35万点も部品センターに保管してあるため、パーツが見つけやすくなっています。

 

トラクターのグレードも豊富にありますし、迷った際にはクボタを選べば間違いないと言えるほどにおすすめです。

 

ヤンマー

国内シェアNo.2のヤンマーは運転のしやすさとデザインの良さ、そしてパワフルなことで人気のあるメーカーです。

 

故障も少なく運転のしやすさで人気のあるヤンマーですが、メンテナンスが少し手間なことがネックですが、近くにヤンマーの店舗があればしっかりとしたケアを行ってくれます。

 

イセキ

イセキは国内シェアNo.3で、国内初のコンバインの開発などを行ってきた老舗メーカーの一つです。

 

新車のトラクターは他のメーカーよりも価格が安く、同じく中古に関しても他のメーカーよりも価格が安めになっているので、費用を抑えたい場合にいいでしょう。

 

しかし故障が目立つ傾向にあるので、ほかのメーカーよりも修理しなければならない可能性があることを考えておく必要があるでしょう。

 

三菱

現在は「三菱マヒンドラ農機」という名前に変わった三菱のトラクターは耐久性が高いことが特徴です。

 

そんな三菱のトラクターは2000年代以降のものが人気で、ほかにもクボタのOEMも行っているので、クボタで買うよりも安めに買えることもあります。

 

部品もクボタから供給されている型もありますが、手入れがしにくいものもあるのでその点だけは考慮しておきましょう。

トラクターのメーカーについて知りたい方は「国内海外のトラクターメーカー厳選7選と特徴まとめ」の記事も参考にしてください。

 

では次の見出しでは中古トラクターと一緒に揃えておきたいアタッチメントに関しても紹介していきます。

 

中古トラクターと一緒に揃えたいアタッチメント3選

ここでは中古トラクターと一緒に購入すべきアタッチメントを3つ解説しているので見ていきましょう。

 

【アタッチメント1】ロータリー

ロータリーは爪が回転しながら土を掘り起こして混ぜることができるアタッチメントです。

 

主に田起こし整地まで行うことができる万能タイプで、トラクターを購入した際に同時に購入しておきたいアタッチメントとなるので用意しておきましょう。

【アタッチメント2】プラウ

ブラウはロータリーよりも深く土を掘り起こせるアタッチメントで、土が硬い場合などに使います。

 

土壌が硬い場合には用意しておくと便利なので、こちらも用意しておくことがおすすめです。

【アタッチメント3】畝立機

畝立機は畑作業で使う畝を立てる事ができるアタッチメントです。

 

広大な土地であれば人力で行うには時間がかかるので、効率を上げるためにもアタッチメントとして用意をしておきましょう。

 

では次の見出しからは中古トラクターを購入する前にチェックするべき最低限のポイントを解説していきます。

 

中古トラクターを買う前にチェックすべき最低限の項目

中古トラクターを買う前には最低限チェックするべきポイントがあるので、買う前に確認しておきましょう。

 

年代・型式

年式や形式が古いトラクターは部品供給されていないものがあるので注意が必要です。

 

せっかく購入してもあまりにも年式が古ければ部品が無く修理ができずに買い直すしかなくなってしまいます。

 

古い年式のものでなくてもメーカーによってはいつまで部品が供給されているのかをしっかりとメーカーへ確認した上で購入することがおすすめです。

 

整備状況や本体の状態

中古のトラクターは整備済みのものと未整備のものがあるので、どちらなのかの確認と動作に問題がないかの確認も大切です。

 

業者によっては整備しないまま販売しているケースもあるため、メンテナンスなどに手間を取られたくない場合は整備済みのものを購入するようにしましょう。

 

ほかにもオイル漏れやどの程度の傷があるのかの確認もし、アフターサービスはどこまで行ってくれるのかの確認をしておくこともポイントです。

 

まとめ

ここまで中古のトラクターを安く買うためにどのような点を見ればいいのかや中古の価格相場、そして選び方を解説してきました。

 

中古を買うのにもさまざまなポイントや相場の基準などがありましたが、ここで解説したものは全て簡単にできることです。

 

知識としてつけておいても絶対に損はないですし、これらの知識があればとてもコスパの良い中古製品を買うことができるでしょう。

 

あなたも購入する際はぜひこの記事を活用してみてください。

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  • 著者 テノ
  • カテゴリー トラクター

テノ