こんにちは、農機具王の はづき です!
✨✨第3回 【みんなの頭農】 ✨✨
今回のお悩みは、農家さんなら一度は悩んだ事があるのでは・・・
という、あの悩みについてです!
ぜひご覧下さい!
今回のお悩み
桃を栽培しているのですが、
育てた桃がハクビシンやカラスに食べられてしまいました。
これまでハクビシンやカラスの被害にあったことがなかったので、
どう対処すればいいのかわかりません。
最近は肥料や燃料の値段も上がり、
大きな出費は苦しいため、
できるだけ費用を抑えた対策を取りたいと考えています。
なにか良い方法はありませんか。
におい での対策方法
木酢液を使用します。
木酢液はハクビシンだけでなく、
害虫対策にもなるので一石二鳥ですね✨
動物は山火事などで巻き込まれないように、
本能的に煙の匂いで逃げ出すようになっているそうです!
ハクビシンは香辛料を嫌うため、
粗挽きの唐辛子を園地の周りにティーバッグ等に入れるか、
ペットボトルに水と香辛料を混ぜて撒くと来ないようになりますよ!
スーパーに売っているもので対策ができるのは良いですね!
作るのが手間という方は、投げるだけで良いものが売っていますよ。
音 での対策方法
ロケット花火や爆竹を鳴らします。
爆音機を使います!
音で害獣対策をするのは定番ですね!
しかし市町村によっては爆音機の使用に規定があるようなので、
使用前にチェックが必要ですね。
ネット(網) での対策方法
カラスなどの鳥は、テグスや黄色い水糸を張っています。
これで食べられた事はありません。お試しあれ!
同じく!2
黒い糸を5m間隔で上空に張ると、カラスは嫌がるようです。
竹で支柱を作って、
オークションサイトで中古の海苔網を購入して防獣ネットを張りました。
海苔網で防御柵を設置し、
下の方は建築用のメッシュを設置しています。
糸や網、ネットを張るという意見が最多でした。
カラスに効果的なようです!
圃場にもよりますが、果樹の上部は防鳥ネットを張り、周りをネットで囲みました 。
ネットの外側は電気柵を取り付けました。
ネットはカラス避け、電気柵はハクビシン・イノシシ避けです。
それ以来、来なくなりました。
ネットと電気柵の2つを合わせて使うことで、
カラスとハクビシンの両方から作物を守っておられる方がおられました!
柵を使っての対策方法
電気柵を設置しています。
ソーラー仕様の電気柵を設置しています。
電気柵の種類にもいくつかあるようですね!
自治体によっては電気柵設置の費用の一部が補助されます。
該当する方は設置する際、忘れずに申請を!
その他の対策方法
いらないCDを吊るしています。
カラスのタコやカイトを釣竿(無ければ竹サオの長いもの)につけて畑の真ん中に置いています。
ラジオや光を発光する獣害対策品(ソーラー)を設置しています。
いらなくなったものを使うのもよし!専用の商品を買うのもよし!
その場にあった対策を✨
おまけ
イノシシ対策として、
電柵に似せた、ただの紐を張っています!
うちは、もぐらと雀が来るので風車と銀テープで守ってます!
マガモ除草する場合のカラス対策として、
カモが陸に上がった時に、カラスに殺されてしまうため、
できるだけ上がる陸は少なく、餌場だけにして、
陸の上は、安くて手に入る防鳥ネットで全面覆っています。
キツネやイタチなど害獣対策として、
アマゾンなどで安価に手に入るソーラーセンサーライトを数個設置しています。
1個1,000円前後で買えるのでオススメです!
カラスとハクビシン以外の動物から
作物を守る方法もたくさんお送りいただきました!
育てている作物や地域によって出る動物が異なるので、
その動物にあった対策を考える必要がありますね。
まとめ
たくさんの農家様から害獣対策の方法をお送りいただきました✨
今回もご協力いただきありがとうございます!
直接農家様から伺ったからこそ、知ることができた対策方法がありました。
農家様の知恵がたくさん詰まっているので、
現在害獣の被害で悩んでいる農家様のお力になれるのではないかと思います。
※カラスやハクビシンに毒餌を与えるという行為は
鳥獣保護法違反になってしまいますのでお気をつけください。
第4回も企画しておりますので、ぜひ次回もご協力お願いします!
※この企画は農機具王の公式LINEで行っております