中古農機具の買取販売専門店「農機具王」を全国で33店舗展開している株式会社リンク(本社:滋賀県近江八幡市、代表取締役:濱田 義郎)は、日本の農作物の生産者様155名(10代~70代)を対象に、「農業をする上で困っていること」に関するアンケートを実施しました。
■まとめ
「農業をする上で困っていることはなんですか?」という質問に対して、最も多かった回答は「必要経費の高騰」で全体の3割以上を占めています。ウクライナとロシアの戦争やコロナウイルス流行の影響で肥料や農薬、燃料が高騰しています。その結果、赤字経営となり離農する方も増えています。4番目に多く悩みとしてあげられた「市場価格の下落」と合わさって、より生産者様を苦しめる状況にあるそうです。米価が下がる一方な上、肥料等が値上がりするという農家泣かせの現状をなんとかしたいと回答する生産者様もおられました。
次に多く挙げられたのは「人手不足」でした。農業をされている方の高齢化が進み、高齢の方一人で農作業を行っているということが少なくありません。また、後継者がおらず、泣く泣く離農する方や引退するタイミングを見つけられないという方もおられるそうです。
生産者様の悩みが明らかになったことで、今後農機具王が取り組むべき課題が鮮明になったのではないかと考えています。農機具王は農業業界を盛り上げていくことを目的に、今後も生産者様を対象として調査を行っていきます。