こんにちは、テノです。
今回は中古のコンバインの相場をメーカー別に徹底調査してみました。
中古でコンバインを購入する時に、主要メーカーのものはどのくらいの金額で販売されているのか気になりますよね。
ネットで調べてみると、値段もバラバラで本当に適正価格なのか気になる方も多いと思います。
そこで、今回は中古コンバインの相場はどれくらいなのか、メーカー別に徹底調査してみましたので購入する前にぜひお読みください。
井関農機(イセキ)の中古コンバインの価格事例
井関農機(イセキ)の中古コンバインの価格事例をここでは3つ紹介していきます。
国内メーカーとして初めて自脱型コンバインを販売した歴史があり、全体の農機具シェアで見ると国内第3位のメーカーがイセキですが、中古市場ではどうなっているのでしょうか?
それぞれの事例ごとに表にして分かりやすくまとめていますので、どのような価格帯で販売されているのかをご覧ください。
機種名1.イセキコンバインHFG435G(ZVDW)
メーカー | イセキ |
型式 | HFG435G(ZVDW) |
馬力 | 35馬力 |
条刈 | 4条刈 |
特徴 | パワステ/水冷4サイクル 3気筒立形ディーゼルエンジン/グレンタンク式/ズームオーガ |
稼働時間 | 762時間 |
価格 | 650,000円 |
機種名2.イセキコンバインHVA316G-ZKWC
メーカー | イセキ |
型式 | HVA316G-ZKWC |
馬力 | 16馬力 |
条刈 | 3条刈 |
特徴 | パワステ/グレンタンク式/完全全面刈/ズームオーガ |
稼働時間 | 362時間 |
価格 | 500,000円 |
機種名3.イセキコンバインHFG328G ZVHW
メーカー | イセキ |
型式 | HFG328G ZVHW |
馬力 | 28馬力 |
条刈 | 3条刈 |
特徴 | パワステ/ズームオーガ/こぎ深さ(自動/手動)/稲麦調整BR |
稼働時間 | 304時間 |
価格 | 1,363,637円 |
このようにイセキのコンバインの価格をそれぞれまとめてきましたが、コンバインによっては100万円を超えるものまで幅広く出品されています。
状態の良いものが欲しい場合には、ある程度の金額が必要になるでしょう。
では次の見出しではクボタの中古コンバインの価格事例を出していますのでご覧ください。
クボタの中古コンバインの価格事例
クボタの中古コンバインの価格事例を引き続き3つまとめてみました。
国内第1位の農機具メーカーとして人気のあるクボタですが、世界では2位の人気を誇っているメーカーです。
では、それぞれクボタの中古コンバインではどのくらいで売られているのかを見ていきましょう。
機種名1.クボタコンバインER211(W)
メーカー | クボタ |
型式 | ER211(W) |
馬力 | 11馬力 |
条刈 | 2条刈 |
特徴 | 水冷4サイクル2気筒立形ディーゼル/セル式/全面刈 |
稼働時間 | アワーメーター無し |
価格 | 800,000円 |
機種名2.クボタコンバインARN460 HDMTW2
メーカー | クボタ |
型式 | ARN460 HDMTW2 |
馬力 | 60馬力 |
条刈 | 4条刈 |
特徴 | 自動水平/モンロー/パワステ/稲麦調整 |
稼働時間 | 1106時間 |
価格 | 850,000円 |
機種名3.クボタコンバインR325
メーカー | クボタ |
型式 | R325 |
馬力 | 25馬力 |
条刈 | 3条刈 |
特徴 | オーガ折り畳み/稲麦調整/こぎ深さ(自動/手動) |
稼働時間 | 76時間 |
価格 | 2,363,637円 |
ここまでクボタの中古コンバインの価格事例をまとめてきましたが、クボタのコンバインでは一つ一つの価格が大きいものが多い印象でした。
それほど人気があるという理由にも繋がるので、クボタのコンバインを購入する際には、ほかのメーカーよりも少し高くなる可能性があります。
続いての見出しでは、三菱マヒンドラ農機の中古コンバインの価格事例をご覧下さい。
三菱マヒンドラ農機の中古コンバインの価格事例
三菱マヒンドラ農機の中古コンバインの価格事例を3つ紹介していきます。
国内主要メーカーの中で第4位の三菱マヒンドラ農機ですが、コンバインではVシリーズなどが人気を集めているメーカーです。
それぞれ中古コンバインの価格について、どれくらいの金額なのかをご覧下さい。
機種名1.三菱コンバイン VR85
メーカー | 三菱マヒンドラ農機 |
型式 | VR85 |
馬力 | 83馬力 |
条刈 | 6条刈 |
特徴 | 軽油/水平/こぎ深さ自動/稲麦調整 |
稼働時間 | 730時間 |
価格 | 663,637円 |
機種名2.三菱コンバインVS21G
メーカー | 三菱マヒンドラ農機 |
型式 | VS21G |
馬力 | 21馬力 |
条刈 | 3条刈 |
特徴 | HST/グレンタンク式/こぎ深さ自動 |
稼働時間 | 354時間 |
価格 | 150,000円 |
機種名3.三菱コンバインVM4
メーカー | 三菱マヒンドラ農機 |
型式 | VM4 |
馬力 | 14.5馬力 |
条刈 | 2条刈 |
特徴 | 刈取スライド/2口ホッパー/ディーゼルエンジン |
稼働時間 | 176時間 |
価格 | 126,350円 |
ここまで三菱マヒンドラ農機のコンバインをまとめてきましたが、中古市場では古い型式のものはあまり値段がついていない傾向です。
しかし最近の型式のものは、ほかのメーカーとあまり変わりがない金額で販売されているので、そこまで需要がないわけではありません。
では、次の見出しでヤンマーの中古コンバインの価格事例も集めてみましたのでご覧下さい。
ヤンマーの中古コンバインの価格事例
ここではヤンマーの中古コンバインの価格事例を3つ紹介していきます。
ヤンマーは国内第2位のメーカーとして、ディーゼルエンジンに強みがあり、コンバインにもその技術が詰め込まれているメーカーです。
それぞれ3つの価格事例を出していますのでご覧ください、
機種名1.ヤンマーコンバインEe214W
メーカー | ヤンマー |
型式 | Ee214W |
馬力 | 14馬力 |
条刈 | 2条刈 |
特徴 | グレンタンク式/3気筒ディーゼルエンジン |
稼働時間 | 45時間 |
価格 | 800,000円 |
機種名2.ヤンマーコンバインAJ323
メーカー | ヤンマー |
型式 | AJ323 |
馬力 | 23馬力 |
条刈 | 3条刈 |
特徴 | こぎ深さ自動/折り畳みオーガ/グレンタンク式/軽油 |
稼働時間 | 445時間 |
価格 | 681,815円 |
機種名3.ヤンマーコンバインAG460
メーカー | ヤンマー |
型式 | AG460 |
馬力 | 60馬力 |
条刈 | 4条刈 |
特徴 | 自動水平/エコモード/UFO/自動こぎ深さ |
稼働時間 | 574時間 |
価格 | 2,000,000円 |
ヤンマーの中古コンバインは、ほかのメーカーと比べても人気が高いようです。
金額も高いものが多いですし、中古市場でもかなり人気があります。
では、次の見出しでは4社を比較した場合の中古コンバインの相場をまとめていますのでご覧ください。
【4社比較】中古コンバインの相場まとめ
ここまで4社の中古コンバインの価格事例を紹介してきましたが、4社を比較したときの中古コンバインの相場をまとめてみました。
過去30日に取引された相場をオークファンで見てみると、以下のような結果になりました。
1位 | ヤンマー | 平均548,553円 |
2位 | クボタ | 平均473,374円 |
3位 | 井関農機(イセキ) | 平均307,451円 |
4位 | 三菱マヒンドラ農機 | 平均248,729円 |
参照:オークファン(2020/3/02を含む過去30日の50,000円以上の落札商品の相場)
メーカー4社で比較してみると、ヤンマーの相場が最も高く、次いでクボタという結果です。
過去30日の結果なので若干の前後はあるかと思いますが、シェア率1位であるクボタと2位のヤンマーの需要の高さも影響していると思われます。
また1位のヤンマーと三菱マヒンドラ農機のコンバインとでは金額として2倍以上の差が出ていることも特徴です。
しかし、どのメーカーでも中古コンバインの場合は状態などによって左右されている部分も大きいので、一概にどのメーカーがダメだというわけではありません。
中古コンバインの購入を検討されている場合には、ご自身の予算やメーカーに対応している修理店などがあるのかによって決める方が良いので、ご自身にあったコンバインを探すようにしましょう。
まとめ
今回は中古コンバインの相場はどのくらいなのかを、メーカーごとに価格をそれぞれ出した上で、メーカー4社の相場比較もしてきました。
それぞれの価格を出してきましたが、どのメーカーも中古コンバインの状態によっては安いものから高いものまで販売されています。
コンバインを中古で購入される際にはメーカーから選ぶこともあると思いますが、価格だけを見るのではなく全体を見た上で決めるほうがお得に購入できるでしょう。
しかし、相場を知っておくことで価格を決める目安にもなると思いますので、購入される際には相場をしっかりと理解した上で購入へと進んでみて下さい。
相場を知る事で、あなたがコンバインを購入する際に役立つことは間違いありません。