こんにちは、テノです。
今回はイセキのコンバインを徹底調査し、特徴以外にも価格相場やおすすめのモデルについて紹介したいと思います!
井関農機(イセキ)のコンバインが欲しくて購入を検討されている方も多いと思いますが、イセキにはどんな特徴があるのか、人気モデルにはどういったものがあるのか気になりますよね?
そこで今回の記事ではイセキのコンバインに関して特徴や人気モデル、価格相場や事例などを詳しくまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
イセキ(井関農機)のコンバインの3つの特徴
1926年に創業されたイセキ(井関農機)のコンバインには以下の3つの特徴があります。
- 豊富なラインナップ
- 自脱型コンバインを世界で初めて作った歴史がある
- 低価格かつシンプルな作り
まず、イセキのコンバインは現行製品が豊富で、シンプルかつ低価格なものから、多機能高価格のモデルまで幅広く販売されていることが特徴です。
そして、イセキは元々世界で初めて自脱型コンバインを開発し、市場に流したメーカーとしての伝統があります。
他社と比べても低価格かつ、整備などがしやすいシンプルな作りになっていることも特徴で、初心者でも扱いやすいモデルも多いです。
これらの3つの特徴がイセキのコンバインの大きな特徴だといえるでしょう。
ではイセキのコンバインの人気モデル3選を、次の見出しで紹介していきますのでご覧ください!
イセキのコンバインの人気モデル3選
ここではイセキのコンバインの中でも人気があるモデル3選を紹介しています。
どれも現行製品でそれぞれの価格や特徴などを紹介していますので、新品のコンバインを購入する際に参考にしてみてください。
機種1.フロンティアHFCシリーズ
一つめはフロンティアHFCシリーズです。
1966年に世界で初めて作成されたフロンティアHD50の名を受け継いだモデルがフロンティアHFCシリーズになります。
現在販売されているのはHFC325・331・435の3つが販売されていることが特徴です。
【主な特徴】
- 刈取スタートレバー(HFC331/435)
レバー操作だけで刈取に必要な準備が完了し、初心者でも簡単に刈取準備を行うことが可能。
- ローヘッド&ズームオーガ
イセキオリジナルのオーガを電動で収縮できる機能で、最長3.7mまで伸びることや80cm単位で排出を調整可能な上、スイッチ操作で収納可能。
- 車体水平制御
車体の傾斜をセンサーで感知することで、悪条件な立地でも快適に作業を行うことができる。
モデル | 最低販売価格(税抜) |
HFC325 | 3,900,000円 |
HFC331 | 4,730,000円 |
HFC435 | 5,120,000円 |
機種2.JapanHJシリーズ
高精度・高能率・高耐久をコンセプトに売り出しているのがJapan HJシリーズです。
自脱型の最高峰を目指したモデルであり、エンジン性能や操作性、耐久性などの全ての項目がイセキのほかのシリーズよりも上回っているハイエンドモデルになります。
【主な特徴】
- アイタッチ
湿田での旋回作業でも軽やかに旋回できることがポイントで、左右についた遊星ギア式走行ミッションで、ターンの際に緩やかにするのかや小さな半径で旋回することなど細かい操作も可能です。
- スーパーツインエイトスレッシャー
大径ロングこぎ胴の採用で、処理面積の向上をアップさせており、低速作業から最高速度までの安定した脱穀ができる構造です。
ほかにもツインラックと呼ばれる選別面積を広げたことや、選べる2種類の排ワラ処理装置で拡散性を高めるだけでなく圃場に応じてセッティングを変えることができます。
- ISEKIリモート
盗難防止機能と稼働情報管理ツールの機能が搭載されており、機械ごとの稼働予定時間・予定安易を設定することで盗難検知をしてくれることや、蓄積したデータをグラフ化して作業工程の見直しや効率化を図れます。
モデル | 最低販売価格(税抜) |
HJ6130 | 15,380,000円 |
HJ7139 | 17,710,000円 |
機種3フロンティアファイターシリーズ
フロンティアファイターシリーズは平成9年にコンパクトながらも高能率・高精度な3条刈として販売されました。
平成12年には4条刈もシリーズに加え、使い易さやコンパクト制などが人気を集め、ミドルモデルとして人気を集めています。
【主な特徴】
- IQ脱穀制御搭(A型)
作業自にエンジン負荷や車速などをグリーンゾーン内でエンジン回転をコントロールできるシステムで、ロスの少ない作業を実現可能にしています。
- 舟形クローラ&イコライザ
クローラの前後を切り上げたク舟形のクローラを採用し、圃場を荒らさないようになっています。
均等に偏りのないようにもなっており、旋回性に優れているだけでなく機体振動を軽減することが可能です。
- アイタッチ+旋回力アップスイッチ
旋回力を好みで設定することができ、圃場条件や好みに応じて旋回力を調整することができる機能です。
モデル | 最低販売価格(税抜) |
HFR454 | 6,860,000円 |
HFR466 | 8,400,000円 |
このようにイセキのコンバインの人気機種を3つ紹介してきましたが、どれも現在販売されているものになります。
次の見出しではイセキのコンバインの価格相場をご覧頂きたいと思いますので見ていきましょう。
イセキのコンバインの価格相場
イセキの中古コンバインの価格相場を調べてみると、オークファンでは242,723円だということが分かりました。(2021/02/03より過去30日以前・落札金額30,000円以下除外)
また、過去30日間ということでバラツキはあるものの、金額帯を見てみると10万円以内のものから30万円以下のものが多く売れているようです。
イセキのコンバインを購入する際にはこの相場を参考にしてみるといいかもしれません。
では具体的にイセキのコンバインの価格事例を、中古市場から次の見出しで解説をしていきます。
【価格帯別】イセキのコンバインの価格事例
ここでは価格帯別に、イセキのコンバインの以下の価格事例をまとめてみました。
- 【30万円以下】価格が安めのコンバイン
- 【50万円以下】コスパ価格のコンバイン
- 【100万円以下】価格と機能のバランスが良いコンバイン
- 【100万円以上】価格より機能重視なコンバイン
5つの価格帯でそれぞれ、詳しく解説をしていきますのでご覧ください。
【30万円以下】価格が安めのコンバイン
30万円以下の価格が安めのコンバインは以下のようなものが販売されています、
- HVA-211-KWC
条刈数 | 2条刈 |
馬力 | 11馬力 |
特徴 | 主変速HST・副変速3段/こぎ深さ/ホッパー袋詰 |
価格 | 210,000円 |
【50万円以下】コスパ価格のコンバイン
価格と機能の両方のコスパを重視できる50万円以下のコンバインはこのようなものが出品されています。
- HVA316G-ZKWC
条刈数 | 3条刈 |
馬力 | 16馬力 |
特徴 | HST/グレンタンク式/パワステ/完全全面刈 |
価格 | 500,000円 |
【100万円以下】価格と機能のバランスが良いコンバイン
価格と機能のバランスを取るのであれば、100万円以下のコンバインがおすすめです。
- HF323G-ZVDW
条刈数 | 3条刈 |
馬力 | 23馬力 |
特徴 | パワステ/オーガ自動旋回/グレンタンク式 |
価格 | 660,000円 |
【100万円以上】価格より機能重視なコンバイン
価格よりも機能を重視したい場合は100万円以上のコンバインを選びましょう。
- HFG328-G
条刈数 | 3条刈 |
馬力 | 28馬力 |
特徴 | ズームオーガ/デバイダ/グレンタンク容量770L |
価格 | 1,545,455円 |
このように価格帯別にご覧いただきましたが、予算を重視するのか機能を重視するのかなどを考えながら決めていくことがおすすめです。
まとめ
今回はイセキコンバインを徹底調査し、特徴・価格相場・おすすめのモデルの全てを紹介してきました。
イセキは農機具の国内シェア第3位のメーカーですが、コンバインといえばイセキというくらい人気のあるメーカーです。
どんなコンバインを購入するのか悩まれている農家さんや、これから農家を始めたい方はぜひイセキを選んでみてはいかがでしょうか?
収穫の際にコンバインがあれば、すぐに作業も終わらせることができるのでおすすめです。